追熟中は時々、メロン果実の上下左右を入れ替えて果汁を循環させると、バランスよく熟れます。
糖度の高い果汁は「カビ」と「虫」を呼びますので、固く絞ったタオル等で適度にふき取り、清潔に保ちましょう。
粘着テープを傷口に貼り付けてしまうという荒業もあります。残り数日だけ傷を密閉できればいいので良い方策です。
使うときに「ビビビィッ!」と音がするぐらい粘着力のあるテープならば、植物性ワックスで覆われたメロン果実にもくっ付きます。
ヘタがすっかり枯れて乾いて、ふわっとメロンらしい匂いが感じられれば食べられます。
甘~いにおいになって、お尻が柔らかくなると、ちょっと遅いですよ。
食べた時に舌がピリピリするし、苦味も出てきます。
ウリ科の多くは、最長でも収穫から20日間後が消費期限と言われています。
プランターではなく、水はけのよいところに地植えにした方が、よかったかもしれない。

初期段階において「雨除け」と「ウリハムシの防御」と「わき芽かき等ツルの管理」を徹底すべきであった。
特にウリハムシの被害は少し大きかったように感じる。


葉の付き方も少し小ぶりで特に後半にかけて「適切な施肥」ができていなかったように思う。

一番の失敗だったのは実の管理。プランターや葉の数を考えて、2つに絞るべきであった。
株が一気に弱った元凶である。
とはいえ、病気と害虫に弱く、管理が難しい面はあった。
ハウス栽培だと簡単に行くという意見を聞いたが、どうだろう。

と、まあ反省点だらけではあるものの・・・

家庭菜園でメロンができたということに

素直に楽しさと、醍醐味を感じた。
ありがとう。
知識不足からプランターに5つもの実をならせ、みるみるうちに枯れてしまったが。

完全なる管理不足が原因だが、なんとかうっすら網目のかかったメロンゲット。葉は完全に枯れてしまったが、茎が青く、水を含んでいる。追熟するため、もうしばらく寝かせることに。ここまで頑張ったころたんを褒めたい。
メロンの糖度を高めるために品種の採用、適正な水管理、葉数の確保、適温下30度〜25度で栽培、開花時時期の日射量確保、適正な栽培密度、地下水湿害に注意した。
株が弱った時は硝酸カルシウム液肥をかけ、強整枝、わき芽かきは、4日〜5日ごとに。
収穫20日前から糖度上昇