1m当たり10本程度の立茎。(10cmから15cmごと)
14mmは立茎しない、9月上旬以降は立茎しても同化しないので無駄。(30から40日後)
株の勢いを見て立茎する。ふさわしい茎を順次立茎していく。
収穫開始時期は糖分が高い。
1.5メートル四方に自由に地下茎が伸びている十数年放任栽培でもよい。
茎枯病を減らすには、水はけ、灌水を減らす、堆肥マルチ
覆土の厚さは10から20cm
1.雌株だと栄養が実にとられてしまうため、収穫量が減る。
雄株の方が収穫量が上。
2.最初の一本は切って、そのショックで他の芽が伸びるのを促す
3.2年以内の若い株なら早めに親茎立てて株養成した方がいい。
親茎が展葉して同化作用始めれば養分が株に転流されるから夏になれば茎が出てくる。
親茎確保してあればむしろそういう新しい茎は取ってあげたほうが養分の蓄積ができる。
5本残した来年の親株達を、いかに育てるかが鍵。親株は、だいたい1m80㎝くらいまで伸ばす。なるべく高く伸ばしてやると、その分根もよく伸びて、養分を吸ってくれる。
4.アスパラは、ほとんど手間がかからない上に、高く市場に売れる野菜。
山で拾った大量の落ち葉と細かく砕いた炭を混ぜたものが一番の肥料。
それさえやれば、10年どころか既に15年目の今年も元気に芽をだしているという話だった。
(NHKの朝の番組でアスパラガスを育ててる農家の特集)
5.「26cm」に育ったら収穫するのがプロ。
6.盆以降の茎は採った方がよい。
7.その年の収穫を終えるときは、アスパラガス刈り取り、バーナーで土焼いて堆肥やって石灰窒素やって、ビニールで被覆して水やっておく。
8.出てくるものが細くなったり出が悪くなってきたら
一株3~5本くらい親茎をのこし伸ばす。
この時に追肥をやって土寄せするとよい。
茎を伸ばすとき水分が要るので乾かさない方がいい。
茎が伸びきるとまたにょこにょこ出てくるので採ってやって
込み合わないようすると良い。
9.春の芽はある程度収穫し一株当たり5,6本の親茎を立茎させ、他は収穫。
親茎は多すぎても込み合うだけで良くない。
10.太いものを立茎させると翌春の芽も太いものが出てくる傾向。
直径1.5センチ程度の茎を均等な間隔をとって立茎させるのが理想的。
11.支柱と紐を使って倒れないように固定する。
12.擬葉展開後、垂れ下がってきたら60センチ以下の枝と1.6M以上の部分や
横に張り出しじゃまになるような枝は通風が良くなるよう切り取る。
13.寒くなり木が自然に黄色くなるまでは病気や虫が付かないようにします。
特に9月以降の養分蓄積が翌春の収量に直接影響するので葉面散布剤とかやればよりよいです。
14.二年定植させてたアスパラの根っこ掘り起こしたらオバケみたいな大きさ
根量が収穫量に直結する。60Lの鉢に植えておいたら3年で根がいっぱいになる。
15.立茎時に追肥を施し除草を兼ね土寄せをする。
16.水分が好きなので湛水状態にならないよう注意する。
17.肥料は少し離しておくと吸収根が増える。酸性になると根の成育が阻害される。
牛糞は窒素がとても少ないので、アスパラガス栽培の土にとても向いている
土壌が乾燥すると極端に生育が悪くなるので夏場の水切れに注意。
地植えの普通の作り方(実生)
1年目
育苗箱に播種
適時水遣り
秋定植 40cm間隔(経験則ではもっと蜜植でも可)
(場所の選定が大事、10年以上使う、水はけが良いこと)
元肥・・・適当に
翌春定植と説明されている場合も多いですが、根だけになるので行方不明を避けるため秋が
良いでしょう
2年目
放置
晩秋、地上部除去
3年目
春に1株あたり数本は収穫できるかもしれません
1株あたり数本以上は残すようにして次年度以降に備えます
その後、放置
晩秋、地上部除去
4年目以降
このあたりから本格的に収穫です
生えてきたアスパラガスは初めの間は全て収穫します
収穫の長さは25cm~30cmが目安です
1日で5cm~10cm伸びますから毎日収穫してください
4年目は20日間程度、5年目以降は30日~45日間収穫できると思います
その後、放置(十分に茂った後なら時々収穫できます)
晩秋、地上部除去
以降繰り返し
草取りは随時、追肥は地上部のない冬が良いと思います
地植えの場合は潅水不要、かなりの乾燥には耐えます
夏の間2m程度に茂ってきますので、倒れないようにまとめて紐でくくれば良いでしょう
最初の春から7月上旬までに数回の収穫ができ、一株あたり15~25本のアスパラガスの収穫が可能です。